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帯域(周波数帯)について

帯域(対応バンド)  について

帯域(別名:周波数帯、バンド幅)は、電波が使う周波数の範囲のことです。例えば、ラジオの周波数と同じように、スマホも決められた周波数で電波をやり取りしています。

•   帯域が広いと、一度にたくさんのデータを送ることができるので、通信速度が速くなります。
•   帯域が狭いと、送れるデータが少なくなるので、通信速度が遅くなります。

たとえば、片側4車線の高速道路と片側1車線の道路を想像してください。4車線なら多くの車が一度に通れますが、1車線だと少しずつしか進めません。帯域が広いと、たくさんのデータが一度に流れるのでスムーズに通信できるのです。

電波がつながりにくい理由

•   キャリア(携帯会社)ごとに使う周波数帯が違う
•   スマホの機種によって対応できる周波数帯が違う

このため、キャリアとスマホの組み合わせによっては、電波がつながりにくくなることがあります。例えば、スマホがそのキャリアの周波数帯に対応していない場合、通信が不安定になることがあります。

まとめると、スマホやタブレットを購入する際には、自分が使っているキャリアの電波に対応しているかを確認することが大切です。これで、電波のつながりやすさが変わることがあります。

各携帯電話会社の対応バンド一覧表

 ドコモ  auソフトバンク 楽天モバイル 
バンド1 ◎ ◎ ◎  
バンド3 ◎ ◎ ◎ ◎ 
バンド8   ◎  
バンド18/26  ◎  ◎⁽パートナー回線) 
バンド19 ◎    

プラチナバンドと非プラチナバンドの違いとは?

スマホの通信には、プラチナバンドと非プラチナバンドという2つの周波数帯があります。それぞれに異なる特徴があり、状況に応じて使い分けられています。

プラチナバンドとは?

プラチナバンドは、スマホの通信をより安定させるために使用される特別な周波数帯です。

•   バンド8、18、19、26に該当し、700MHz~900MHzの低い周波数帯を利用しています。
•   4G回線の通信品質を向上させるため、特にスマホの通信に最適な電波です。
•   速度は中程度ですが、電波が壁や建物、山間部、地下などの遮蔽物に強く、電波が届きにくい場所でも安定して通信できるのが特徴です。

プラチナバンドは、非プラチナバンドのデメリットを補い、ビルの中や地下、山間部などでも快適な通信を可能にします。このため、つながりにくい場所でも安定した接続を提供してくれるため、特に「つながりやすさ」を重視するユーザーにとって非常に価値があります。

なぜ「プラチナ」と呼ばれるのか?

「プラチナバンド」のプラチナとは、その価値の高さを表しています。スマホ通信において、重要な『つながりやすさ』を優先した電波であり、特に高い価値を持つ電波であることから、「プラチナ」という名前が付けられています。

非プラチナバンドとは?

一方、非プラチナバンドは、900MHz以上の高い周波数帯を指します。

•   周波数が高いほど、一度に多くのデータを送れるため、通信速度が速くなります。
•   ただし、遮蔽物(壁や建物など)に弱いため、建物の中や地下では電波が届きにくくなるデメリットがあります。

非プラチナバンドは、屋外や広い場所での高速通信には適しているものの、ビルの中や地下ではつながりにくくなることがあります。

まとめ

•   プラチナバンドは、つながりにくい場所(山間部、ビル内、地下など)でも安定した通信を提供し、非プラチナバンドの弱点を補っています。
•   非プラチナバンドは、通信速度が速い反面、遮蔽物に弱く、屋外での使用に適しています。

スマホやタブレットを選ぶ際には、プラチナバンドに対応しているかどうかを確認することで、より快適な通信環境を確保できるでしょう。

プラチナバンド 非プラチナバンド 
周波数帯 700㎒~900㎒ 900㎒以上 
通信速度 遅い 速い 
電波の届きやすさ 届きやすい 届きにくい 

スマホ・タブレット選びのポイント

1. プラチナバンド対応を確認
山間部、ビル内、地下などでつながりやすい。ドコモ(バンド19)、au(バンド18/26)、ソフトバンク(バンド8)に対応する端末を選ぶと安心です。

2. 非プラチナバンドは高速通信向け
900MHz以上の周波数帯は通信速度が速いが、建物内では電波が届きにくい。

3. エリアに合わせた端末を選ぶ
都市部なら高速通信重視の端末、郊外や屋内利用ならプラチナバンド対応端末を選択。

4. SIMフリー端末は対応バンドを確認
海外製端末は日本のプラチナバンドに対応していないことが多いので注意。

5. スペック表で対応バンドをチェック
必要なバンド(8, 18, 19, 26)が記載されているか確認して購入。

自分の利用環境に合った端末を選ぶことで、快適な通信を確保できます。

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